2020年7月20日月曜日

海上自衛隊 護衛艦 いずも

海上自衛隊護衛艦の「いずも」ですが、現在の護衛艦のなかで最大の艦となっています。基準排水量は1万9500トンで、全長は248mとなっていて全幅は38m。

ヘリコプター搭載護衛艦となっているいずも型護衛艦の1番艦です。艦名は旧国名の出雲国に由来しており、旧海軍にあった装甲巡洋艦「出雲」に続き、日本の艦艇としては2代目

就役は2015年の3月25日。先行就役の「ひゅうが」と同じ、艦首から艦尾までを平坦に繋げた「全通甲板」を装備しているのが、外観上の最大特徴

「ひゅうが」タイプの護衛艦と比較して「いずも」は、全長で約50mと全幅で約5mほど拡大されたサイズになっています。

この「いずも」から「全通甲板」は飛行甲板となっていて、最大で14機のヘリコプターを搭載可能。







いずも」は航空機に対する運用能力が高くなっていて、いわゆる航空母艦への改修が決定しています。垂直離着陸のステルス戦闘機F-35Bを搭載予定。

空母化改修工事では平坦になっている「全通甲板」に耐熱処理を施すなど、防衛省の概算要求も上がっています。将来的な展望として、陸上自衛隊配備予定のV-22オスプレイの艦上での運用が可能になることも。

また護衛艦「いずも」は各部隊とリアルタイム情報共有が可能な情報通信システムを搭載、陸海空の3つの自衛隊を統合するオペレーション拠点にもできます。

これにより艦内の多目的室に、統合任務部隊司令部を設置可能です。

大いに活躍してほしい護衛艦「いずも」ですね。







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