海上自衛隊の護衛艦では立入検査隊も知っておきたいものの一つ。。疑わしい積み荷があると見られる船に乗り込む捜索専門部隊で、護衛艦毎に乗員で編成されています。
海の警察である海上保安庁もありますが、より緊迫した場面で活動するのが立入検査隊。
ここでは日本近海で積載の物資が大量破壊兵器に関係。そんな国籍不明船舶に対する船舶検査活動を実施訓練を見てみましょう。
護衛艦の艦内で訓練の用意を始める立入検査隊の10人の隊員。防弾チョッキにヘルメットを着けた隊員らは、携帯無線をはじめ、懐中電灯や手錠、訓練用模擬銃などを装備。
停船要請を国際無線により実施したところ、対象船舶は停船していて船舶検査を実施の指示が出ます。
続いてあるのが各班の任務説明。容疑船に乗り込みが済んだ後、船長とやり取りする役をはじめ、乗員を見張る役はもちろん、貨物を調べる役に分かれます。大事なのが母艦と連絡を取り合う任務。
そして、移動に使う特別機動船と呼ばれるボートは、不測の事態が起こった時に備え対象船舶付近で待機します。
無線のやり取りから相手は指示に従っているものの、容疑をかけた船に乗り込むのは緊迫感充分。ボートを容疑船に着船すると、隊員らは腕力にまかせて縄ばしごを登り、甲板上では早速銃を構えて展開します。そして立入検査が始まります。
なんか頼もしいですね。
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